夫婦で世界一周する理由と目的

仕事を辞めて半年~1年かけて夫婦で世界一周旅行しよう、ということで妻と計画を立て始めた。
とはいっても結婚する前からそれに近い話(ヨーロッパ周遊)は出ていたため、正確には4年以上前からだ。

出発は約1年後の2018年9月を予定している。しかし、ペットの犬と猫の世話を親が引き受けてくれるか分からず、もしかしたら、これは計画倒れするかもしれない。



それでも、まるで結婚式に向けて2人で準備しているようなこの期間は何もかもゼロからのスタートで胸が躍る。互いの要望が通らずイライラすることもあるが、譲り合って2人の間に着地点が決まる瞬間、僕たちは互いのくるぶしを紐で結び、2人3脚であることを感じるからだ。計画倒れしても構わない。この期間を実りあるものにしたい。

 

旅する理由。

知り合いに尋ねられて上手く答えられなかったのだが、考えてみれば簡単な話。人間だから色んな文化に触れて、壮大な自然を眺めたりしたくなる、という話でしかないと思う。例えば神奈川県内のパッとしない町に住む僕なんかは、休日になると、街なら横浜、海なら湘南、山なら丹沢というプチ旅のスタイルをもっているのだけど、時には海が湘南ではなく南の島ということもあるのだ。これも同じ。メーターを振り切って、サイズが変わっただけなのである。要するに、地図でしか知らない場所にも行ってみたいな、という誰もが持ち合わせているような単なる冒険心なのだ。サイズが大きくなったのは、僕たちに子どもがいないことと、2人して仕事を辞めるべきタイミングが近づいているからだろう。

もう一つは、前者と矛盾するようだけど、「何もしたくない」という体たらく精神が僕たちにはそもそも宿っていて、そこから発生している気がする。だから、旅というより「逃避」という言葉に置き換えるのが最もしっくりくるかもしれない。

実は僕らにとって唯一無二の思い出になっている体たらくな過去がある。これは大学時代の冬期休暇中のことだけど、社会人の妻が試験勉強のために休暇を与えられ、僕の部屋に1カ月ほど転がり込んできたのが発端だ。勉強もせず、コンビニで体に悪そうな食べ物を沢山買ってきては食べまくり、目の下にクマをつくるほどにゲームをしたり、本(漫画)を読んだりして、寝たいだけ寝る生活を共にした。

今でも彼女はニコニコしながらその当時を振り返る。「あのときが何気に私たちのハイライトだよねえ。。。」と。ハワイ、グアム、タイ、バリ、小笠原など、2人の最高の思い出になった旅などが沢山あるはずなのだが、言われてみると確かにめちゃくちゃいい思い出であり、楽しかった。きっと、リゾート地に居るときよりもダラダラしながらしっかり遊べたのだろう。だからこういう時間がもう少し僕らには必要なのだと思っている。

要するに世界の果てまで行って、観光したいけど、体たらく生活も捨てがたい、ということなのだ。物価の安い国の安宿に泊まり、お金の心配もせず、好きなものを好きなだけ食べて、寝たいだけ寝たり、マッサージ三昧の日々を過ごしたりもしたい。そして、過去や未来の色んなことを語りあいたい。



 

目的は観光、民泊、ドローン撮影、勉強、仕事。

体たらく生活について書いたものの、それは好奇心の内の1部分でしかなく、大部分は攻め気持ちのほうが強い。

最近、旅人の間で話題となっている民泊施設検索サイトairbnb(通称:エアビー)というのがある。人の家の個室や、金持ちが持て余している家に泊まらないかい?という旅人と宿主のマッチングサイト的なやつだ。下手に手を出すとトラブルに合うことが容易に想像できるが、宿主によっては旅人から物凄い高評価の口コミが付いていたり、「スーパーホスト」としてairbnbから認定されたりして、上手く作られている。

こいつを知ったのは2年ほど前のことだが、本当に妄想が膨らんだ。ヨーロッパ周遊計画が世界一周に変わった理由の1つでもある。なぜならこれを利用できれば、広大な自然の中に佇む家、お城に泊まれたり、物価の安い国なら高級な家を借りることができるし、逆にそういったところで最安の宿はどんなところ?という恐怖に満ちた面白さもあるではないか。

またインターネットや時計を一切使用しない期間を設けてみたり、時間をかけて星空の写真撮影をしたり、キャッチボール、ジョギング、料理。。。夫婦でいろんな趣味があるのだ。せっかくなのであらかじめ色んなことを企画して旅立ちたい。とくに僕個人としては自然の中にある素敵な家に泊まった際のドローン撮影に興味をもっている。家主の許可を得ることができれば、テレビで公開されたこともない絶景をネットにアップできるかもしれない。まあ、そんなわけでairbnbは外せない。

趣味の枠を超えることもあると思う。とくに妻はマッサージやヨガの講習を何処かの国で受けられないものか、と中谷美紀の「インド旅行記」などを読んでチャンスをうかがうようになっている。それから英語、スペイン語の個人レッスン。これは僕も受けてみたい。本当に僕らの語学力はどん底だから。

そして、34歳の僕らがギリギリ取得可能なワーキングホリデービザ。働く予定はないが、旅の魅力のどこにハマるかは行ってみなければ分からない気がするため、取得するだけ取得して、あとはニュートラルな気持ちで旅したいと考えている。仮にどこかに勤めることはなくても、路上などで物を販売するプランも妻との間で既に立っており、働くことは是非とも経験してみたいのだ。

とにかく色々なことにチャレンジし、あるいは遭遇し、人生経験を豊かにしたい。そう、airbnbのキャッチフレーズにもなっている「暮らすように旅する」。これは僕たちのやりたかったことなのだと思う。そして、もしそれができれば、きっと僕らの人生にとって最高のハイライトになる気がする。

長くなったが、これが僕たちが旅の計画を立て始めた理由と目的だ。

 

なぜタイミングとして今なのか。

最後にここまでは説明しておきたい。何故、旅立つタイミングが今なのか。それは、今でなければできないと考えているのだ。本当なら僕たちの我儘のために愛おしいペットの生活環境を変えたくはない。

だが、僕らが定年退職して、還暦を過ぎた頃に、世界中を駆け回る元気があるとは限らない。現に僕の母親は病気もちであり、旅行好きだった父はというと定年退職後、すぐに祖父にポックリと他界され、祖母の世話に追われている。義父と義母はといえば、こちらもすでに大きな病気を経験済みである。こういったものが遺伝する可能性まで考えると、やはり僕たちには子どもがいない今しかないだろう。

来月、親に直接会う機会があるため、熱意を込めて旅の計画について話したいと思う。さて、心配性の母がどんな顔をするだろうか。

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